SPECIAL EDITION

SPECIAL EDITIONは日替わり月替わりのメンバーで毎日更新予定📖いろんなひとに読んでもらえたらいいなと思っています。みんなの毎日にぜひよろしくね。

僕の部屋を旅する方法 /なつき

2018年の春、異国の音楽に出会う。

日本語でも英語でもない言葉。

聴いていても意味が一つもわからないのが、なんだか美しいと思った。触れたことのない言葉という音が新鮮で心地良かった。

 

でもある日から、この人達はどんな事を歌っているんだろうと興味が湧いた。

それ以前に私はどうせ恋の歌だろうな、と少し諦めのような、勝手な決めつけをしていた。

 

本当に勝手だった。

 

ここからが私のアイドルオタク人生の始まり。

 

転がり落ちる、抜け出せない深すぎる沼。

これを読んでくれているあなたもいつ、落ちるかわからない。アイドルなんて興味なかったのに。

 

今日はそういう話。

 

アイドルって勝手に作詞作曲家がコンセプトに沿った物を提供し、ダンスを覚え、綺麗にして、人前でキラキラと輝く人達だと思っていた。

 

でも私が好きになってしまった人達は(あえて好きになってしまったと書く。)自分たちで曲を作り、歌詞を書いていた。内容は恋の歌ではなく、自分達の普段考えている等身大の歌だった。

 

 

僕は確信という神なんて信じてない

色彩のような言葉は気恥ずかしい

広いグレーゾーンが気楽なんだ

ここに数億種類の表情のグレー

雨が降れば僕の世界

この街の上で踊る

晴れた日には霧を

濡れた日には一緒にいつも

ここにすべてのほこりのために

祝杯を

 

 

これは最新アルバムに入っていた曲の歌詞の一部。グレーな気持ちってすごく理解できて、色がついていない分とても楽で、だけど寂しくて。キラキラしてるアイドルも私達と同じような気持ちがあって、しかもそれをきちんと言葉として表現出来る。あまりに凄い。私には上手くできないもの。

 

コロナになってしまって、ツアーが出来なくなってしまった時、じゃあ代わりに何ができるだろうか?とアルバムをリリースした直後だったにも関わらず、メンバー7人主体で、アルバムを一枚作ってみようとすぐに制作に取り掛かり、作曲からジャケット案の提案会議等までYouTubeで配信をしていた。もちろんネタバレをしない程度に、ツアーがなくなってしまったファンに喜んでもらう為に。もしかしたら自分たちの為にも。

 

どうしてここまでしてくれるのだろう。

 

出会った2018年当時、私はとりあえず片っ端からアルバムを聴きまくった。デビューの頃の曲はヒップホップ色がかなり強く、徐々に曲の幅が広がり、私が好きになった頃にはジャンルを一括りにするのは難しい印象を受けた。でも器用貧乏ではなく、どの楽曲も信じられない音の良さとクオリティ、ただ全てがカッコ良かった。

 

何枚かアルバムを聴き込むうちに、好きな曲が増えた。

 

ある日、どんな顔なんだろうと思ってMVを見てみたら、もう、どういう事…?一寸の狂いもない上手すぎる、7人がピッタリ揃うダンス、、、例えばPerfumeを男の子にして7人に増やして、ダンスをめちゃくちゃ激しくした感じ…?何これやばい。

 

練習動画という一曲丸々定点カメラで撮った映像が存在していて、本当に上手すぎて、しばらく大学のダンスサークルか何かのカバー動画だと思っていた。後々きちんと見たら本人達だった。

 

YouTubeにグループ名を入れると信じられない量の映像。1曲に対してMV何個あるの…?ただ顔の区別はしらばくつかず、NHKのSONGSに出演した時の映像を繰り返し見て覚えた。

 

やっとメンバーの名前と顔が一致した頃、そういえば私の好きな曲はどのメンバーが作った曲なんだろう?と調べてみたところ、私の好きな曲の作曲が全て同じある一人のメンバーだった。

 

え、すごい。。

YouTubeをいろいろ見ていたらトラックから自分で作っていて、Cubaseで作業してる事も分かった。表現方法が違うだけで、バンドと同じじゃん。。プラス歌詞が可視化されるダンスも付いてる。

 

気がついたら、そのメンバーのことをたくさん調べていた。カメラロールに増えていく写真、なんだろう、かっこよく見えてきた…。ああ、そっか、これが推しか…………。

 

私の推しのメンバーは、グループの曲だけでなく、他のアーティストへ楽曲提供もたくさんしていて、ソロアルバムもリリースしていた。

 

しかも大衆を意識したグループの楽曲、他のアーティストのカラーにぴったり合わせた楽曲、自分のやりたい音楽をしっかりと作り分けていて、どの楽曲にもその人らしさがきちんと出ていた。

 

 

自分ではそこまで調べきった時点で、もう戻れないところまで来てしまっている事に気がついていたけど、バンドだけを聴いてきた人間だったので、なんとなくアイドルを好きになったことが気恥ずかしく、『曲がめちゃくちゃカッコよくて好きなんだよね』としばらく言い続けていた。そっちの方がダサいね。

 

グループのメンバーが7人である意味を、7人じゃなくちゃいけない理由をパフォーマンスを見るたびに感じられる。

 

最近は日本のテレビでもよく見かけるようになって本当に嬉しい。いつかまた生で見られる日を楽しみに私は毎日を過ごしている。

 

 

 

幸せがもし人の形をしていたら、この子なんじゃないかと思うほど、愛おしく逞しい、頼れる最年少のジョングク。

 

誰よりも優しくてあたたかく、あまりの美しさで私が初めて一人で行ったコンサートで、うわあ…と思わず声を出してしまったテヒョン。

 

パフォーマンスを一番最初に観ていたら、きっとこの子を好きになったんじゃないかなと思うほど、とてつもない表現力と可愛さの爆弾のジミンちゃん。

 

一番最初にダンスが上手すぎる子として認識し、全体を見渡せていて、気遣いができて、絶対に裏切らない、常にずっとカッコいいホビ。

 

グループのリーダーでほとんどの楽曲の作詞をしていて、あまりの素敵さに私が影響を受けまくっている(盆栽もこの人の影響)ナムさん。

 

声の伸びが真っ直ぐで、濁りがなく、穏やかで芯の通った性格、ワールドワイドハンサムと世界で呼ばれ、グループの支柱となっているジンくん。

 

そして、多分人生で最初で最後の推し。私のアイドル。シュガさん。

 

 

私が好きになってしまった人たち。

7人でBTS

 

BTSのおかげで、私の人生は世界で一番楽しいものになった。私は世界に何百万人もいるであろうファンの一人。そして、きっと世界の人たちも自分の人生が1番楽しいと思えていると思う

 

私はBTSがめちゃくちゃ好きだ。

誰になんと言われようと。

 

 

戻れなくなってしまったアイドルオタクの文章を読んでくれてありがとう。もしあなたがどこかのアイドルを好きになった時はこっそり教えてください。